
最近、ライン作業に就いたけど、製品の搬出スピードに間に合わなくて困っている…
ライン作業を難なくこなす人はどうやって間に合うようになったのか知りたいな。
本記事はこういった悩みにお応えする記事です。
本記事でわかることは下記のとおり。
・ライン作業が間に合わない原因がわかる
・間に合わないを改善するコツがわかる
・ライン作業が向いてない人がわかる
僕、ハコイリサラリーマンは、15年間工場勤務をしています。
結論、ライン作業に向いていない人は、結局、向きません。
間に合うようになったところで、すぐに飽きてしまうから。
そもそも出来ないことを自ら改善しようとして、こうして検索している人はライン作業ではなく、専門職分野に挑戦した方が良いですよ。
手に職も就くから。
僕もライン作業のコツを掴み、その後、すぐに飽きて手に職が就かないことを実感したので、専門分野が学べる会社に転職しました。
なので、ライン作業よりも、そういった分野の参入をおすすめします。
とはいえ、「とりあえず、今は目の前の問題を改善したい」という方は、最後まで読んで下さい。
それではいきましょう!
目次
ライン作業が間に合わない原因は3つ
ライン作業が間に合わない原因は下記の4つ。
・ムダな動きが多い
・作業しにくい方法で作業をしている
・体力がない
・集中力がない
ひとつずつ解説していきます。
ムダな動きが多い
ライン作業が間に合わない人を見ていると、ムダな動きが多いんですよね。
・何回も工具を持ち替えたり、放したり
・何歩も歩いたり
一見、動く回数が多いから「仕事が速そう」と感じてしまいますが、実はライン作業が間に合わない原因になってしまいます。
作業しにくい方法で作業をしている
例えば、プレス加工などは、製品の位置決めをする「治具」という物がなかったり。
また、治具の効果がなかったりするケースもあります。
これは、あなた個人の問題ではなく職場の問題となりますが、ライン作業が間に合わない原因になります。
体力がない
そもそも、「長時間も動けない」「長時間も立っていられない」という方はライン作業に間に合わないのは当然です。
集中力がない
作業開始2時間は持つけど、3時間以降から集中力が落ちて、捌けなくなるのも原因のひとつです。
ライン作業が間に合うための対策【無理なものは無理です】

そもそもあなたの工程が本当に流れてくる製品のペースに対して間に合うペースなのかを確認しましょう。
できる人がいないのにやれと言われても無理だから。
まずは、本当にできるのかどうかを、周りの人に実際に見本を見せてもらい無理なら無理と諦めましょう。
精神的に辛いだけです。
不器用な人でもライン作業はできるのか?
結論は仕事内容によります、、
ライン作業と言っても、大きな車体を組み付ける作業やミリ単位のパーツを組み付ける仕事があるからです。
当然、ミリ単位のパーツを組み付けるライン作業は器用さが求められます。
ただ、不器用だからといって諦めないで欲しいです。
僕も細かい作業をするラインを担当した時、
「こんな細かい作業できないよ、、」
と、感じましたが、これから解説するやり方で不器用な僕でも、なんとかついて行けるようになりました。
【経験談】不器用な僕でも、○○をしたらついていけるようになった話

結論、その人をよーく観察しましょう。
動きをマネすれば間に合うようになるから。
僕も入社したての頃は、ライン作業が間に合わなくて困っていましたが、先輩の仕事している風景をボーっと見ていたら、明らかに僕の方がムダな動きが多かったです。
昔から、「仕事は見て覚えろ」や「見て盗め」と言われるように、速い人の作業風景を観察して「盗む」こともコツとなります。
プロの選手はよーく観察している話
例えば、プロ野球の選手はライバルの選手をよーく動画で観察して、良いところ悪いところを吸収しているそうです。
ライン作業もお金を貰う以上は「プロ」になります。
なので、観察力を鍛えることは、プロに近づくのと同義です。
ライン作業に慣れるまで【結論、3ヵ月】
難しいライン作業でも3ヵ月は頑張ってみてください。
ライン作業に慣れるからです。
それまでは、周りの従業員のように早く裁けなかったりしますが、我慢です、、
ライン作業に慣れるまでは、周りのできる従業員も3ヵ月の試練を乗り越えてきたんだと思いながらライン作業をするしかありません。
ライン作業に向いてない人
とはいえ、ライン作業に向いていない人もいますよ。
ライン作業に向かない人は下記のとおり。
・ずっと同じ場所にいられない
・ずっと同じ動作をしていられない
・ライン作業中、生きた心地がしない
結論、出来ない、続かない場合は辞めた方良いですよ。
いくら間に合うようになっても、飽きるし、手に職も就かないから。
詳しく解説していきます。
ずっと同じ場所にいられない
ライン作業が間に合うようになっても、ずっと同じ場所にいなくてはなりません。
人生の大半を「会社」で過ごすのに、毎日8時間以上も同じ場所に何時間もいるのは、人生もったいないですよね。
ずっと同じ動作をしていられない
ライン作業は「喋るロボット」になるのと同じです。
一日中ずーっと同じ動作を繰り返します。

そう思うのが普通なので安心してください。
ライン作業はいずれ、ロボットに代替される
結論、ライン作業の大半はロボットに代替されるので辞めた方が良いですよ。
難しい仕事もロボットに代替される【現実は厳しい】


こちらも残念ながら、すでにロボットの導入が続いています。
※オレンジ色がハンドリング・溶接・半田付け作業のロボット導入の値
生産性重視の中国のロボット導入率は凄いです。
日本も負けていられないので、今後、増々、ロボットの導入が増えるはずです。
ライン作業だけが仕事じゃない【視野を広く持とう】

結論、世の中に仕事はたくさん存在します。
その中の一部が「ライン作業」というだけです。
僕はある時から、「こんな誰でもできる仕事をこのまま続けていて良いのか?」と自分の仕事について疑いを感じ始めました。
そこで、求人サイトの転職エージェントに相談しました。
その結果、「営業」「設計」「加工」とすべてに携わることができる会社に転職しました。
大変ですけど、将来のために本当の意味での「スキル」を磨けています。
今では、自分の決断力とお世話になった求人サイトには感謝しています。
求人サイトは無料で相談から転職までのサポートをしてくれるので、こちらとしてのデメリットはありません。
是非、一度、相談してみて下さい。
まとめ
本記事の内容をまとめます。
ライン作業が間に合わない原因は下記の4つです。
・ムダな動きが多い
・作業しにくい方法で作業をしている
・体力がない
・集中力がない
主に、ムダな動きが多いのが原因かなと。
他にも、その工程事態が難しいケースもあります。
他の作業者でも間に合わない=自分にもムリ
だからです。
結論、早めに辞めた方が良いです
手に職が就かないから。
そもそも、今後、成長する会社はロボットの導入が進んでます。
早めに手に職をつけた方が懸命ですよ。
求人サイトに無料で登録すれば、転職エージェントの手厚いサポートが受けられるので、転職が初めての方には特におすすめです。
最後はあなたの行動力です。
人生を開拓していきましょう。