
こういった悩み、不安にお答えします。
さっそく結論ですが、仕事はやってみないとわからないものです。
なぜなら、「見る」のと「やる」のとでは意味が違ってくるから。
少し残酷ですが、外から観ていると輝かしく感じる仕事でも、実際に最前線で働くとかなりしんどかったり、自分には合わないと感じる部分が多くなってきます。
本記事ではその辺りを僕の体験談と先人の人達の人生哲学を用いて解説していきますね。
記事の内容
- 仕事はやってみないとわからないものなのか
- 未経験職種に挑戦した僕の体験談
- 未経験職種に就くメリット
- 失敗した時はどうするのか
筆者情報・記事の信頼性
-
- 工場に正社員として15年勤務
- 転職経験あり(1回)
- 役が付いていた時期あり(部下は30人)
※出世コースを捨てて、未経験職種に挑戦しました
僕は出世コースを捨てて、未経験職種に挑戦しました。そこでの体験談も紹介しているので、これからやったことのない仕事に挑戦してみたいという方の参考になると思います。
自分に合う仕事の見つけ方も解説していきいますので、転職で成功させたい人は一読して見てください。

目次
仕事はやってみないとわからないもの【結論、転職してみないとわかりません】

結論、仕事はやってみないとわかりません。
なぜなら、人間は良いところばかりを見て魅力を感じてしまうから。
例えば、工場勤務の方が仕事に飽きてしまったとします。
営業している友達や知人の人の話を聞くと、「営業」って魅力を感じたりするんです。
実力次第で稼げるし、好きな時間に仕事もできる。
刑務所みたいな工場勤務とは全く別の世界。
そして、「自分はおしゃべりが得意だから営業の方が向いているかも」なんて思い始めたら、もう、気持ちは営業職まっしぐらです。
でも、
“最前線に楽しいことなど何もない! 引用元:海猿”
という僕の好きなセリフにあるように、最前線には辛いことがたくさんあります。
ここからは僕が未経験職種になって辛かったことを共有していきますね。

【体験談】僕が未経験職種についた感想【結論、辛い】

軽く僕の転職を紹介します。
僕は、工場の「ライン工」から機械加工の「専門職」に転職しました。
同じ工場ではあるものの、全くの別世界です、、
そして、転職してみたら、めっちゃ辛いです、、
転職した当初は強がって、周りの人に「大丈夫だよ」「余裕だよ」なんて強がっていましたが、内心はめっちゃ辛いですよ。
具体的には下記3つの辛いポイントがあります。
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- 【辛いとこ①】年下に仕事を教わる【自分以外みな優秀】
- 【辛いとこ②】前職のクセがついている【どうもムダな行動が消えない】
- 【辛いとこ③】これまでの頑張りがムダになる【全てが0になる】
詳しく解説していきますね。
【辛いとこ①】年下に仕事を教わる【自分以外みな優秀】
当たり前ですが、自分以外みんな自分以上に仕事ができます。
なので、当然、年下の人にも仕事を教わるのです。
「えっ、普通でしょ?」と思うかもしれないですが、これはかなり精神的にきついものがありまして、年下の人に仕事で注意されるとシンプルにイラっとするんですよね、、。
僕なんて10歳若い子に教わっているので、尚更、辛い部分があります。

【辛いとこ②】前職のクセがついている【ムダな行動が消えない】
前職に何年も働いた後、やったことがない仕事に就くと、ムダなクセがついてくるんですよね。
これが本当に成長を妨げるんですよ、、
例えば、僕の場合は工作機械を扱うんですけど、操作が違っていたり、そもそもプログラムの考え方がまるっきり別であったり、、
何もないところからスタートならマシですが、これまでの知識や経験が返って足を引っ張る羽目になることが辛いです。
で、結局、下記の負のループが始まります。
仕事を間違える→年下に注意される→辛い
と、こんな感じで増々辛くなってきますよ。

【辛いとこ③】これまでの頑張りがムダになる【全てが0になる】
辛いとこはたくさんありますが、一番辛いところは、
すべてが0になってしまうこと。
僕は転職する前にこのように考えていました。
「この仕事覚えてもつまらないし、稼げないから、新しい仕事をしたい、やりがいのある仕事に挑戦したい」
と考え、やったこともない仕事に挑戦しました。
でも、いざ挑戦すると本当に“0”になるんです。
スキルも、人間関係もほとんど、、
本当にこれが一番辛いんですよね、、


やってみないとわからない仕事に挑戦するメリット

ここまで、やったこともない仕事に就くことに対して、どちらかというと悲観的なことを書いてきましたが、もちろん、メリットもあります。
「やっぱり、やったこともない仕事に挑戦するのはやめよう」と感じている人は、参考までにどうぞ。

やってみないとわからない仕事に挑戦するメリット①【スキルが身に付く】
スキルが身につきます。
これまで僕は辛いポイントを紹介してきましたが、なんだかんだ言って、辛いのも最初だけだと思っています。
理由は、仕事を覚えたての頃は誰でも辛いから。
ただ、この時期を超えることで、技術が身に付き、他の会社からも好条件で引き抜きにあうこともたくさんある仕事なんですよね。
つまり、くいっぱぐれないスキルってやつです。
前職では、正直、誰でもできる仕事であったためそのようなスキルは身に付きませんでした。
営業職でいえば、始めは顧客への対応に苦労するところですが、そのうち覚えてきて、売上もアップし、報酬アップも目指せる感じとなります。

やってみないとわからない仕事に挑戦するメリット②【自分の可能性が増える】
これまでの自分には限界を感じていることが多いと思いますが、やったこともない仕事に挑戦することで自分の可能性が広がります。
なぜなら、レベルの設定値が変わるから。
例えば、工場勤務の方のスキル項目が、
「ライン作業で黙々と作業できる」
だった場合、営業職に就くことで、
「レベル①気持ちよく挨拶ができる」
「レベル②挨拶をするとお客さんから反応を貰える」
みたいな感じで能力値の種類が増え、自分への可能性が増々高まっていきますよね。
そもそも、今の仕事からやったこともない仕事に就くということは、このレベルアップを期待しているからだと思いませんか?

やってみないとわからない仕事に挑戦するメリット③【幸福度がアップする】
人の幸福度は、自分がどれだけ成長しているかで決まります。
例えば、嫌々やり続けている仕事を何年もやるよりは、新しくやったことがない仕事に挑戦していき、日々成長していくことで、幸福度は上がっていくということです。
更に、スキルアップもできるとなれば、かなり大きなメリットとなります。

仕事内容よりも人間関係が大事なケースもある?【結論、両方大切】

厚生労働省の調査によると、退職理由は下記のようになりました。
・「給与・報酬が少なかったから」40.7%
・「事業又は会社の将来に不安を感じたから」31.7%
となります。
意外にも、「人間関係がうまくいかなかったから」は13.8%となり「自分の希望する仕事ではなかったから」13.0%と近い数字になりました。
つまり、このデータから、人間関係が良くても仕事内容が合わないと退職する人も多くなるということがわかります。
もっと言えば、
「やりたくない仕事」×「給与・報酬が少ない」
となると、増々、退職者が増えていくことでしょう。
とはいえ、あなたが成長していくには人間関係も大事になって行くので、未経験職種への転職を希望するなら人間関係も整った企業へと転職する必要があります。

自分に合った仕事の見つけ方【強いて言えば、適職診断】

結論からすると、自分に合った仕事は、見つけるのが難しいです、、。
これはあなただけではなく、僕も含めて世の中の労働者全員がそう感じているでしょう。
ただ、強いて言えば、転職に関する情報が増えている昨今、転職エージェントを利用して「適職診断」を行うのもアリかなと。
1時間程の面談であなたの仕事の適性を考えてくれるので、あくまでも参考程度ですが利用するのもアリだと思います。

詳しくはこちらのおすすめの転職サイト【信用できる転職サイトを紹介】を参考までにどうぞ。
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でも、結局はあなた次第
とはいえ、結局はあなたが頑張れるか頑張れないかでその先の未来が決まります。
繰り返しますが、やったこともない仕事を1から始めるには、相当な覚悟が必要です。
上述したように僕も最初は辛いことだらけでした。(というか、現在も、、)
でも、今の仕事のスキルを身に付ければ手に職もつくし、それ以上に、「違った世界が見れる」というワクワクした未来が楽しみだから多少辛くても続けられています。
実際に、この繰り返しで、日々成長しているのが感じられてきました。
なので、転職エージェントがあなたにおすすめの仕事を紹介しても、あなた自身が壁を乗り越えていかなければならないのです。
「自分に向いている仕事」とは、あくまで、その“壁”がその人にとって乗り越えやすいか、乗り越え難いかの違いに過ぎません。

【人生哲学】目標が持てないなら、“挑戦”から始めること【ホリエモンの本から学ぶ】

結論、挑戦するしかありません。
堀江貴文氏(以下、ホリエモン氏)の「やりきる力」では、このように書かれています。
“「やりたいことが見つからない」のは、動き出すのにビビッているから 引用元:「やりきる力」”
ホリエモン氏は、とにかくやりたいことを手当たり次第やれと言っています。
そして、その先でやりたいことや新たな目標が生れ、新たな挑戦となるのです。
とにかく、「動き出す」ことが重要。
人生哲学はホリエモン氏から学ぶことが多いので、参考までに読んでみてください。
世界観が広がります。
仕事内容や職場が合わないなら、また転職すればいいだけ【日本は人手不足】

結論、また転職すればOK。
日本はこの先増々人手不足に陥っていきます。
なので、転職できるハードルも低くなると予想できます。
というか、終身雇用が崩壊した現在、すでに転職は活発化されており、ずっと同じ会社にいる人は少なくなってきていますね。
なので、ビビらずに挑戦した方が吉です。

※とはいえ、少しでも失敗を避けるために転職エージェントは必要かなと。転職活動もエネルギーを使うのでできるだけ“省エネ”で行いましょう。失敗を少しでも減らしたい人は下記の記事を参考までにどうぞ。
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まとめ
本記事では仕事はやってみないとわからないのかという疑問にお答えする記事でした。
結論は、仕事はやってみないとわかりません。
どんなに良さそうに見える仕事も最前線に立てば辛いことが多くなるからです。
ただ、やったこともない仕事につくメリットもあります。
上記のようなメリットがあるので現状よりもメリットの方が大きいと感じる人は挑戦してください。
また、できれば転職エージェントを利用した方が、あなたの適職をみつけやすくなります。
こちらのおすすめの転職サイト【信用できる転職サイト】を紹介しますに詳しく書いてあるので参考までにどうぞ。
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最後に、
どんなに向いている仕事でも、辛いことはたくさんあります。ただ、続くかそうでないかは、結局は本人の熱量だと思います。