工場の悩み

高卒で工場を辞めたい時の対処法【失敗しないためのコツも紹介】

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悩む男性

高卒で工場に入社したけど、もう、すでにきつくて辞めたい・・・

 

イメージしていた、仕事や環境とはまるで違った・・・

 

でも、まだ入社して1年も経ってないから、辞めるのは早すぎるよね・・

 

人生をもう一度最初からやりなおしたいなぁ・・

 

こういった悩みや後悔にお応えする記事です。

本記事でわかることは下記のとおり。

・高卒で工場を辞めたい理由がわかる

・失敗する原因はあなたではない理由がわかる

・転職で失敗しない方法がわかる

・人生はまだまだこれからということがわかる

僕、ハコイリサラリーマンは高卒で工場に15年間勤務しています。

結論、高卒で工場を辞めるのは全然OKです。

実は、高卒ですぐに工場に就職して、失敗したと感じる原因って

高校生の就職活動にもあるんです。

それは、高校の就職活動と大卒の就職活動に

大きな違いがあるからです。

僕も高卒で工場勤めをしていますが、入社してすぐに

「なんでこんな会社に来てしまったのか…」

後悔した経験があります。

本記事では、このような後悔の原因と、高卒で工場から転職する際の注意点を紹介していきます。

工場に15年勤務している僕が原因を調査し、実体験をもとに書いたので、

信ぴょう性はあると思います。

大丈夫です。

人生はこれからなので、“希望”を捨ててはいけません。

本記事を読んで頂き、あなたの人生を

明るくするためのきっかけになれば幸いです。

それではいきましょう!

高卒で工場を辞めたい5つの理由

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高卒で工場を辞めたいと思う理由は下記の5つです。

・仕事が合わない【単純作業が辛い】

・体力面できつい【立ち仕事・長時間労働】

・収入が低い【将来性がない】

・人間関係が悪い【孤独になってしまう】

・生活スタイルの変化【やりたいことができなくなる】

くわしく解説していきます。

仕事が合わない【単純作業が辛い】

一番に多い理由は、単純作業に飽きてしまって辛すぎることです。

・やりがいがもてない:モチベーションが上がらない

・作業が単調すぎる:飽きてしまう

工場の単純作業は本当に辛くて、しんどいんですよね。

まるで、喋るロボットになった感じです。

この単純作業をあと40年やると思うとゾッとします。

体力面できつい【立ち仕事・長時間労働】

工場の仕事は同じ場所に何時間も立っていなくてはいけません。

これって結構、足と腰にも疲労が溜まってしんどいんです。

また、工場はやたらと残業をさせたがる傾向にあります。

恐縮ですが、長時間労働で消耗した

僕の体験談を紹介します。

僕のような体験をした人は多いと思いますよ。

【体験談】4時間残業・休日出勤はデフォルト

工場ってやたらと残業させたがるんですよね。

僕の場合、入社して毎日、4時間残業を半強制的にさせられてました。

さらに、毎週、休日出勤は当たり前なので、

月の時間外労働時間は60時間を余裕で超えていました。

立ち仕事な上に、長時間労働は本当に辛かったです。

まさに、生き地獄でした。

収入が低い【将来性がない】

高卒で工場勤務になると、収入は上がりにくい傾向にあります。

それは、高卒のあなたと同じ作業をしている大卒も同じです。

出典:厚生労働省が発表した平成27年の賃金構造基本統計調査

上の図は大卒と高卒の初任給になります。

大卒:202,500円

高卒:161,500円

大卒と高卒の工場の収入の差は4万円も離れてしまいます。

大卒の人でも、同じ作業をしているのに、同じ給料では割に合いませんよね。

また、昇給のスピードも5年ほどで、高卒は大卒に比べると、遅いといわれています。

高卒で工場に勤めるのは将来性が乏しいのです。

人間関係が悪い

高卒でしかも新卒で入社した場合、孤独になる人が多いです。

理由は、職場の年齢層が高いから。

企業は、職場の若返りを図るという目的の採用もあります。

その場合、とくに新卒の場合は平均年齢の高い職場に配属されるのです。

「入社したら、おじさんだらけで、話す人いない…」

なんてよくある話です。

生活スタイルの変化

高卒で工場に勤務すると生活スタイルが一変します。

これまで毎日欠かさずにやっていた、趣味の、

「ジョギング」「筋トレ」「ゲーム」などは、

工場勤務という「長時間労働」「夜勤」によってできなくなります。

自分の好きなこともできず、

ただただ、工場に何時間も拘束される生活スタイルに、

不満やストレスを大きく感じる人が多いです。

高卒で就職先を失敗してしまう理由【原因は情報不足】

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実は、高卒で就職先を失敗してしまう人って多いんです。

理由は、高校の時に就職活動にあります。

具体的には下記の3つが理由です。

理由①自分のやりたい事がわからないまま就職【自己分析を怠った】

理由②適当に会社を選んでしまった【企業研究を怠った】

理由③比較をしていない【1人1社しか選べない】

詳しく解説していきます。

理由①自分のやりたい事がわからないまま就職【自己分析を怠った】

結論、一番の理由は自己分析を怠ったこと。

そもそも、今まで学生だった人がいきなり、

何十年も携わる“仕事”に就くというのに、自分の好きなことや

向いてる仕事を知らないまま就職活動を始めるのは、

とてもリスクが大きいのです。

実際に、高校生の進路指導での悩みは、

・そもそもやりたことがわからない

・働くとはどういうことなのかわからない

という高校生ならではの悩みが多いです。

まずは、高校の先生が自己分析のやり方を勉強し、教えることが大切なのです。

理由②適当に会社を選んでしまった【企業研究を怠った】

高校の就職活動では、企業研究をしないのも理由のひとつです。

先生からは、なんとなく、

「去年の卒業生がいったから」

「うちとは馴染みがあるから」

という理由で押し付けられます。

当然、企業の成績表とも言える、

「有価証券報告書」(あとに解説します)は目も通さずに、

適当に斡旋されるのです。

これでは、入社後にミスマッチが生じるのも当然です。

理由③そもそも企業を選べない

高卒で就職に失敗する理由は、就職する企業を選びづらいからです。

そもそも、1人1社しか応募できない県もあります。

“「1人1社制」は、生徒と企業を効率的にマッチングできるメリットがある一方、大卒の新入社員と比べて早期離職率が高いと指摘されている。厚生労働省と文部科学省は20年、都道府県教育委員会に制度見直しの検討を求めていた。”

引用元:日経新聞「高校生の就活、大阪府「1人2社」応募可に 離職防止狙う」

当然、これでは企業と企業と比較できないので、はじめに応募した企業で、

ほぼ、就職先が決まっています。

高校生にも選択の余地を与えることが、早期退職者を防ぐきっかけになります。

【善は急げ】すぐに転職活動を始めましょう【時間は“有限”です】

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結論、今すぐ転職活動を始めましょう。

時間は“有限”だからです。

「今から転職活動を始める」という決断をし、あなたの将来の可能性を

もっと広げていきましょう。

「善は急げ」です。

しかし、失敗を繰り返してはいけません。

そのためにも、転職というものを一から学んでいくことが大切です。

転職の3つのポイント【失敗を繰り返さないために】

転職活動を始めるにあたって、まずは、“転職”を学びましょう。

具体的には下記のことをして、転職を学び、成功していきます。

・自己分析【自分軸を定める】

・企業分析【有価証券証明書を読む】

・情報収集【転職市場を知る】

詳しく解説していきますね。

自己分析【自分軸を定める】

「自己分析」とは自分の

強み

弱み

働き方

などを明確にさせることを目的としています。

また、企業へのアピールの他に、「自分軸」を定めることで、

本来の転職の目的にズレが生じないようにできます。

【無料ダウンロード】【doda自己分析シート】

下の表は求人サイトのdodaから無料でダウンロードできる「自己分析シート」です。

出典:doda「転職時の自己分析のやり方 便利なツール(チェックシート)付き」

まずは、あまり気負いせずに、気軽にサクサクっと

記入してみることから始めてみましょう。

dodaをクリックした後、

「自己分析シートをダウンロード」ボタンをクリックすれば、ダウンロードできます。

企業分析【有価証券証明書を読む】

「有価証券証明書」を見て企業の業績を確認しましょう。

「有価証券証明書」とは、事業の状況や経営状態を開示しているものです。

つまり、会社の「成績表」だと思ってください。

本来は株主に公開するものですが「企業の成績」であるため、

応募するかどうかの判断基準にも使うことができます。

なので、ザっといいので目を通してみて、

応募しようとしている企業が本当に優秀なのかを

判断してみましょう。

ちなみに、有価証券報告書の読み方は下の書籍でわかりやすく解説しています。

※ただ、開示義務は大手企業のみとなっているので、中小企業はめったに見れません。

情報収集【転職市場を知る】

結論、転職活動は情報収集が肝です。

なので、まず、転職市場の情報収集の一歩として

「転職エージェント」を活用すること。

なぜなら、個人で集められる情報は少ないから。

個人で集められる情報源は主に、

・ハローワーク

・チラシ

・人づて

正直、少なすぎます、、

一方で、転職エージェントを活用すれば、下記の情報源が知れます。

・企業の口コミ

・企業の離職率

・どんな人が働いているのか

まさに情報の宝庫と言えるのです。

僕も、実際に3社の求人サイトに登録して、

たくさんの情報を得ていました。

そもそも、比較する企業が少ないと、

また失敗する可能性があるので、求人サイトを活用した

情報収集は必須となります。

転職エージェントに教わる【先生よりも有能】

結論、転職活動を始めるなら、「転職エージェント」に頼むのがベストです。

なぜなら、多数の転職者のサポートをしてきた、“プロ”だからです

知りたかった転職市場や企業情報に瞬時に答えてくれますよ。

僕が実際にした質問内容

・自分に合う職種は?

・自分みたいな人がいく企業は?

・企業の離職率は?

他にもたくさん質問してしまいました。

ひとつ言えることは、

高校の先生よりも頼りになるので、安心ということ。

ちなみに、僕が利用した転職エージェントは下記になります。

・doda ・マイナビエージェント

他にもたくさんありますが、まずは、上のサービスに無料登録して、

「世の中にはどんながあるんだろう?」

と、ザーッと見てみることから始めてみましょう。

高卒で退職するには【理由・タイミング】

悩む男性

退職したいけど、さすがに早すぎる気がする…

 

退職届なんて出したこともないし…

 

退職する理由や切り出し方もわからない…

 

結論、退職する理由は、「やりたいことが見つかった」

だけでもOkです。

理由は、退職するのに明確な理由はいらないから。

法律上、退職を告げるのは、辞める2週間目に”報告”をすれば問題ありません。

“相談”ではNG【ウヤムヤにされる】

たまぁに、

「理由はハッキリしませんが、辞めたいんですけど」

みたいに、上司に「相談」というかたちで退職を告げる人がいます。

このケースは大抵、

上司「そんな理由で、やめさせられない!」

と、いわれてしまい、

その後何年も

ダラダラと居続けてしまうケースがあります。

ポイント【事後報告をする】

相談するような、雰囲気で退職届を出しても、

「もう少し頑張らないか?」

「そんなに社会は甘くない」

「後悔するぞっ」

と、言われるのがおちです。

なので、相談ではなく、「〇月〇日までに、辞めますっ」と事後報告をしましょう。

この辺は【退職を切り出せない時の対処法を紹介【結論、代わりはいるので大丈夫】】で詳しく解説しているので、

参考までにどうぞ。

結論:社会は“行動力”がすべて【若さは最強の武器】

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今、あなたがこうして自分の人生に

思い悩んでいるのはラッキーです。

なぜなら、あなたの人生は“成功”に一歩づつ進んでいるから。

ちょっと、考えてみてください。

・世界の成功者で、工場勤務の人はいますか?

・「人生は最高だ」と語っている人に、工場勤務の人はいますか?

僕は入社して、工場勤務のあまりの忙しさに、

自分の人生を放棄してきたという“悔しい経験”があります。

せっかくここまで読んで頂いたあなたには、

絶対に後悔してほしくないのです。

我慢し続ける人生ではなく、挑戦し続ける人生であって欲しいです。

まずは、“行動”してください。

一歩、前進してみてください。

道は、必ず、開かれますから。

まとめ

本記事をまとめていきます。

結論、高卒で工場に勤務して辞めたかったら辞めてもOKです。

理由は、高校生で一生携わる会社をみつけるのは困難だから。

また、高卒での工場勤務は、収入面や労働環境からしても、いいとは言えません。

とはいえ、二度と会社選びで失敗しないために、求人サイトは必須です。

おすすめの求人サイトは下記のとおり。

・doda

・マイナビエージェント

転職市場は情報収集がカギです。

求人サイトのエージェントのサポートで、

次こそはいい企業に就職しましょう。

いずれにしても、あなたの行動力が重要になります。

時間は有限です。

この記事を閉じたあと、さっそく、行動にうつりましょう!

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